服を増やさないために。長く愛用できるものを選択すること

その服は本当に欲しい? #サステナブル

ヒアネス

クローゼットには洋服やアクセサリーで溢れている。それなのに服を見れば欲しくなってしまう。それは悪いこと? もし、地球環境のことを考えるのであれば、今ある服を長く愛用するための工夫を考えてみよう。そして、新たな何かが欲しくなったら、それが環境に配慮されたものなのかを一度立ち止まって考えてみて。ゴミを新たな素材に、バイオ素材をスタンダードに。これからの地球が良い環境となるように踏み出した9つのブランドを紹介。

オールバーズ

オールバーズ
新作のランニングシューズには、ミッドソールにバイオベースの新素材「SwiftFoam™」を採用。クッショニング性に優れ、且、高いエネルギーリターンを持つという。通気性の高いユーカリ素材のアッパーは快適なランニングを約束。また、ランニングウェアにも通気性を高めるべく、ユーカリの木やメリノウールなどの天然素材を採用。着心地は軽く、伸縮性にも優れる。シューズ「Tree Flyer」¥21,000、Tシャツ¥6,800、カプリタイツ¥11,000/オールバーズ Tel: 0800-080-4054

サステナブルブランドとして生まれたスポーツブランド「オールバーズ」。創業時シューズブランドとして誕生し、ローンチすぐにニューヨークタイムズに”世界一快適な履き心地”として称賛された。自然由来の素材であってもパフォーマンスの高い製品を作れることを世界に発信した「オールバーズ」は、昨年ランニングウェアをローンチ。今季はパフォーマンスをさらに高めたランニングシューズ「Tree Flyers」を発売。彼らのプロダクトの開発目的は、環境負荷の低減を重要視したモノづくりにある。ホームページには”あなたの服が地球を滅ぼしています”という強いメッセージを掲げ、作り手はもちろん、消費者にも責任ある選択をするべきであることを伝えている。2030年に向けて、フットプリントをゼロにするという大きな目標を持つオールバーズ。再生型農業、再生可能な素材とエネルギーなど、生産工程に対して環境に配慮したモノづくりを徹底。昨年のアディダスとの協業は垣根を超えた取り組みとして話題となったが、ビジネスの力を持ってこれからの気候変動を逆転させる動きを今後も行っていく。

ヒアネス


ヒアネス
魚網からリサイクルしたナイロン糸〈Econyl®︎(エコニール)〉を編み上げて作られたブラトップとタイツ。滑らかな肌触りで、伸縮性も抜群。バッグシャン且つクロップド丈のブラトップにベーシックなタイツを合わせるなら、ビタミンカラーをチョイスして、ヘルシーな着こなしに挑戦してみて! ブラトップ¥7,700、ヨガタイツ¥8,800/ヒアネス 0120-560-799

スポーツメディアから派生したアパレルブランド「HERNESS(ヒアネス)」のウェアは、着心地にこだわった機能美とトレンドに流されない普遍的なデザインが特徴。体を動かすためのウェアを供給するブランドだからこそ、モノづくりをする上で必要不可欠と考えているのは、環境に配慮した素材、生産、配送、サプライチェーンのそれぞれの取り組みを徹底していくということ。配送の際にはビニールを使用せず、下げ札もつけない。マテリアルはニュージーランド産のメリノウール、リサイクルまたはプラントベースのポリエステルなどを採用。国内ブランドならではの日本人の体形にフィットしたサイズ感も魅力だ。

サンスキー

サンスキー
ランニングはもちろん、スキー・スノーボードやトレイルランニングなどのハードなアウトドアなどにかけてもズレないフィット感が魅力のおしゃれスポーツサングラス。特筆すべきは、全てのアイテムが偏向レンズ仕様になっているにもかかわらず、価格帯が手頃なところ。また、海外ブランドでありながら、鼻パッド部分が高めで、日本人の鼻にもしっかりとフィットしてくれる。サングラス¥13,200/サンスキー(ゴールドウイン 0120-307-560)

サンフランシスコを拠点に生まれたサングラスブランド「SUNSKI(サンスキー)」のフレームは「SuperLight」という独自のリサイクル・フレーム素材を採用している。アメリカ国内の産業廃棄ブラスチックから生まれたこの素材は、非常に軽いところが特徴だが、驚くべきはフレームの柔軟性の高さである。折り曲げても元に戻るほどの柔らかさに耐久性の強さを感じられる。また、フレームの生涯補償も受け付けており、顧客との関わり方にもコミット、モノを生み出す責任を持った取り組みを行う。また、プラスチック・フリーのパッケージ、売上の1%は県境保護団体(非営利)に寄付される。

パタゴニア ネットプラス

パタゴニア
リサイクルされた漁網素材「ネットプラス」を採用したジャケットは深めのフードがついており、撥水素材なので、多少の雨なら傘がなくても安心。ジャケット¥23,100、レトロなバンドースタイルのビキニトップ。ショルダーストラップは調節可能とあって、フィット感も◎。少し大人のサーファーからも絶大な人気を誇る。ブラトップ¥9,350、ウェストが高めにデザインされたショーツは、立体的にフィットしてくれるので快適なマリンスポーツを約束。ショーツ¥11,000/パタゴニア Tel: 0800-8887-447

南米の漁業コミュニティから回収された使用済みの漁網を100%リサイクルして作られた素材「ネットプラス」。この素材が開発された背景には、何百万トンにも及ぶ廃棄された漁網の問題があった。科学者は65万以上の海洋生物が漁網に捕らえられて生命を奪われる、あるいは重大な怪我をしていると推定しているそうだ。この問題に着目したカリフォルニアを拠点とするブレオ社は、パタゴニア社の支援のもと、南米の漁業コミュニティと直接関与してこれを修正することに取り組み始め、バージン・プラスチックの合理的な代替え品を提供することに成功。網はチリで仕分け、清浄、カットされ、完全に追跡可能なポストコンシューマー原料100%の「ネットプラス」素材として蘇り、地元の漁業従事者に補足的収入を提供するなど循環したプログラムを作った。2021年秋冬シーズンには104トンの漁網がパタゴニアの衣類へと生まれ変わった。これまで廃棄された漁網1000トン以上を回収しリサイクル。今季、パタゴニアでは、「ネットプラス」を採用したコレクションを拡大して取り扱うことに。キャップなどの小物類だけでなく、ウェアやジャケットなども含めた幅広いラインナップをローンチした。

参考記事:https://www.patagonia.jp/our-footprint/netplus-recycled-fishing-nets.html

ヘリーハンセン

ヘリーハンセン
環境への負荷に配慮してリサイクル糸を使用した「GREEN MATERIAL」製品。撥水加工の施された素材なので多少の雨なら対応可。梅雨時期はもちろん、ゆったりとしたビッグシルエットなので、寒暖の差がある肌寒い時期や、インナーに重ね着すれば寒い時期にと通年で使えそう。ジャケット¥19,800、漁網をリサイクルポリエステル素材にした水陸両用タイツ¥8,800/ヘリーハンセン(ヘリーハンセン原宿店 Tel: 03-6418-9669)

マリンウェアブラントとして発祥した「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」が、今年より新たな取り組み「H2O Project(エイチツーオープロジェクト)」を実施する。海洋プラスチック問題の解決へ向けた取り組みとして、海洋浮遊ゴミ回収機「SEABIN(シービン)」を八景島アクアリゾーツ内うみファームへ設置。気になるリサイクルポリエステルの製造工程などのレポートをサイト内で公開していくという。第一弾として6月18日(金)から30日(水)まで「THINK WATER(シンク ウォーター)キャンペーン」を実施。一部店舗を利用して、ユーザーへ海に関する環境問題を提起するようなプログラムを行うそうだ。

パークス プロジェクト

パークスプロジェクト
Tシャツやソックスの売上の一部は、国立公園財団の「Open OutDoors for Kids」の活動費として支援金に。このブログラムは、子ども達が野外活動、体験学習、文化遺産での演習を通して自然を楽しみ、理解し、親しみをもって自然と繋がる道筋を作る為の活動だ。タイダイプリントのTシャツ¥7,400、2足セットのソックス¥3,600/パークスプロジェクト Tel: 03-6812-9950

「パークスプロジェクト」は、米国とカナダの公園や公有地を保護するボランティア活動をしていた人たちから始まった。活動をしていく上で、自然豊かな大地を守るためには、活動費が必要不可欠であることを知ったためだ。プロダクトに描かれるモチーフは、彼らが協力している国立公園などがある。パークスプロジェクトで得た資金は、公園などを保護する活動費となっている。日本での活動としては、日本の国立公園のオフィシャルパートナーとなり、環境省とともに国立公園の魅力を世界に向けて発信していく。

プライマル

ダイヤモンド
ミニマルなデザインながらも、実際につけると存在感を出してくれるイヤースティック。パールのキャッチは、表に出してみるとまた印象を変えてくれる。イヤースティックピアス¥48,400、パールキャッチ¥14,300/プライマルsupport@prmal.com

ダイヤモンドは私たちにとって身近な存在。誰しもが一つは持っているか、いつかは欲しいと思うジュエリーの一つ。しかし、多くの天然ダイヤモンドが不透明な生産工程の元に、地球を破壊しながら採掘されていると知ったら、ダイヤモンドへの意識が変わるかもしれない。ジュエリーブランド「PRMALプライマル)」で取り扱われるダイヤモンドは全て人工のもの。国内の製造業者と提携し、「ラボグロウンダイヤモンド」と呼ばれる地上で生成されている石を使うことで、生産から販売における工程に透明性のあるモノづくりをする。”エシカルで上質なジュエリーを身近に”をコンセプトにしたこのブランドは、これからのジュエリーの選び方に気づきを与えてくれる次世代ジュエリーブランドと言えるだろう。

ゴールドウイン

ゴールドウイン
リサイクルナイロン素材に天然由来染料で仕上げられた撥水加工を持つコート。特徴的なのは、廃棄される植物を使った天然色素で染め上げていることだ。発色の良いスカイブルーは藍染というから驚き。フードは取り外し可能で、パッカブルにもなるポケッタブル仕様なので、一枚持っていると重宝しそう。コート¥33,000/ゴールドウイン(ゴールドウイン 0120-307-560)

今年の3月「ゴールドウイン」が「Fashion Week TOKYO 2022 A/W」にて発表したプロジェクト「Goldwin 0」が業界で話題に。このプロジェクトのコンセプトはゼロウェイスト。今年の秋冬シーズンから、環境への負担をできる限り最小限にするこ取り組みをスタートするそう。全ての製品を国内で生産することで二酸化炭素排出量を削減するよう配慮し、全ての布帛製品のリペアサービスを自社工場で請け負うことにするそうだ。買う量を減らし、できる限り良品を選び、長いスパンで着続けていくこと。気候変動に対して責任を持つことは生産者も消費者も同じ。秋冬に始まるコレクションを楽しみに待とう。

NKT365

knt365
今回の撮影のモデルになってくれた静華ジャズミンさんとのコラボデザインバッグ。ブランドを象徴する「Knitty」は、500㎖ペットボトル2本分のリサイクルポリエステル素材からできていいる。重量はバナナ1本分と非常に軽く、小さく折り畳むこともでき、耐久性も充分なのでエコバッグとしても◎。バッグ(グリーンブルー)各¥1,980/KNT365 Tel: 070-138-6466

3Dニッティングマシンという機械を使い、ほとんどのアイテムを国内生産している「KNT365」。再生ポリエステル糸や、オーガニックコットン、生分解性の糸を使い、無縫製で物作りをしているため、生地を買う、裁断、縫製、のプロセスが必要なくなり、端材なども生まないため、材料ロスを最小限にしている。バッグのほかにマスクやルームシューズ、サンダルなどのシューズの取り扱いもあり。

アイスブレーカー

アイスブレーカー
夏のメリノウールは、汗冷えがしにくいメリノウールと吸湿性、速乾性に優れる再生繊維(セルロース)を採用。また、染色にはミネラル豊富な富山の天然水を使い、ろ過された後、河川に戻るよう配慮されている。Tシャツ¥16,500、メリノウールとオーガニックコットンを組み合わせたショートパンツ¥16,500/アイスブレーカー(ゴールドウイン 0120-307-560) ハット¥5,940/パークスプロジェクトTel: 03-6812-9950

サステナブル大国ニュージーランドで生まれた「icebreaker(アイスブレーカー)」。製品のおよそ95%が天然由来素材を採用。製品に使われるメリノウールは、ニュージーランドの生産農家との直接契約やニュージーランドメリノカンパニーによる高品質なZQ認証メリノ(※1)を使用。ウール=ニットのイメージが強いが、ウール自体は非常に通気性が高く、吸湿性にも優れている。そんな天然素材でありながらも高い機能性を持つ「アイスブレーカー」のメリノウールは、アウトドアでのフィールドプレイとの親和性も高く、多くのアスリートが愛用している。

※1 ZQ認証のメリノとは、ニュージーランドのメリノウール生産農家が、安定した生産、地球環境の保全、生命の尊重、健康、生活の安心、動物愛護を恒久的に維持していく努力を果たしていることを認証するシステムを経て供給されるメリノウールです。

Photo: Takeshi Abe Hair&Make: Naoyuki Ohgimoto Model: Shizuka Jasmin

This content is created and maintained by a third party, and imported onto this page to help users provide their email addresses. You may be able to find more information about this and similar content at piano.io
ADの後に記事が続きます